2016年4月5日火曜日

ようこそ、エリザベト会へ



ようこそ、エリザベト会へ 
シスターL
 “春の兆しは空に現れ、大地はそれに答える” 雪解け水が流れ、野花が咲き、蝶が舞い、桜が咲きました。春の訪れです。日本列島に桜前線が走っています。人はどうして桜が咲いたぐらいで笑顔になるのでしょうか。321日午前11時、人々がカメラを持って待ち構える中、気象庁の職員が靖国神社の標本木の桜が6個咲いているのを確認し桜の開花宣言をしました。その時の素敵な笑顔が今も私の胸に焼き付いております。仕事を超えたものを感じました。ちなみに修道院の庭の桜の開花宣言は私がしました。誰からも頼まれていないけれど。326日午前10時、6個咲いていました。
 
私たちの町は桜新町と言います。その名のように沿道にはいろいろな桜があります。緑色の桜を始めてみました?(私は葉っぱを見たのでしょうか)そして花見の穴場があります。呑川(のみがわ)沿いに咲いている桜並木です。この川の水源は桜新町で湧水があります。呑めるほど清らかなのでこの名がついたそうです。桜を愛でながら歩いていきますと日本体育大学に出ます。入学式、卒業式ともなると五郎丸選手のようなイケメンが町にあふれます。 

何年か前ここの学生が寮にいました。とても元気で寮長にお小言を食うと大きな声で ”了解!!“ といいます。夕食の前に ”シスター、ちょっと砧公園まで走ってくる“ と出ていきます。行きはよいよいですが帰りは緩い坂道がしばらく続のできついでしょうになどと思っていますと玄関で ”ただいま!!“ と大きな声がします。近くには馬事公苑もあります。災害時の私たちの避難場所です。両方とも桜がきれいです。

満開の桜の中を7名の新入生が入ってきました。”ようこそ、エリザベト会へ、ネームプレートを作り、シューズクロークに名前を付け、部屋に、洗面所に、洗濯場に、食堂に名前をつけてお待ちしていました。心躍る楽しい作業でした。私たち3人がお世話をします。どうぞよろしく。腕によりをかけてお食事を作りますのでたくさん食べてくださいね。町でシスターにあったら挨拶してくださいね。あなた達のことみんなで応援していますよ“

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