皆様お元気で新年をお迎えでしょうか。一年の計はおたてになりましたか。今年も私達のブログをよろしくお願いいたします。
今回は私達のシスターが帰天いたしましたので、その時の軽井沢修道院の院長の挨拶を掲載いたしました。どうぞご一読下さい。
今日はシスターアグネス山田日出子の葬儀ミサにご参列いただきありがとうございました。
あまりに突然なことで私はまだシスターアグネスが亡くなったということが実感できません。皆さまも同じだと思います。シスターアグネスは亡くなる数時間前までいつものように生活していました。ただ夕方の5時半から始まるお祈りに姿が見えなかったのです。いつもはお祈りの15分以上前から聖堂にいました。決して遅れることはありませんでした。でもその日は3分前になっても姿がなかったので心配になって、彼女のお部屋をのぞいたところ、服のままベッドに横になっていて、めまいがして起き上がれないと言っていました。血圧を測ったところ200以上あったので危険と思い救急車をお願いしました。初めはしっかりしていましたが救急隊のかたとやり取りしているうちに意識がなくなってしまい、佐久医療センターに救急搬送されました。検査の結果、脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で、しかも一番重いレベルでもう手の施しようがないとのことでした。長くて2・3日と言われました。そして救命救急の病室に入院となりましたが、たった3時間半という短い時間をそこで過ごしただけで、神様のみもとに旅立ってしまいました。その短い時間に軽井沢教会の主任司祭ソリ神父様が駆けつけてくださり、病者の塗油の秘跡を受けることができました。その後病状が安定しているように見えたので一人のシスターが残ることになり、もう一人のシスターと私は、神父様の車に乗せていただきいったん帰路に着きました。しかしその途中で危篤との連絡が入りもう一度病院に引き返しました。そして三人のシスターに囲まれ、神父様に最後の祝福をいただいて、シスターアグネスは神様のみ元に旅立っていきました。2026年1月9日 午後10時8分でした。シスターアグネスは、とにかく何をするにも早い人でした。ですから、ある意味この突然の旅立ちはまことにシスターアグネスらしいと言えます。
決断が早く潔く、清貧に生き余分なものを持たず、謙遜で働き者、最後まで自分の使命を誠実に全うしたシスターアグネスは私たちの模範でした。そしてシスターアグネスは何よりもその存在で神様の愛を証しした人でした。一昨日夜の10時過ぎに一人の婦人がどうしても一目会いたいとやって来ました。彼女はすぐ裏にお住まいですが、たまたまこの日々仕事の都合で東京にいました。仕事が終わってから新幹線に飛び乗りシスターアグネスに一目会うためだけにやってきたのです。そしてシスターアグネスの存在によってどれほど救われたかを涙ながらに語ってくださいました。かつてシスターアグネスが駒ケ根のマルチン幼稚園の園長だったころお子さんたちがマルチンに通っていてシスターアグネスに出会い、その後お子さんたちも成人し、シスターアグネスも長年奉仕した幼児教育の現場を離れ軽井沢修道院に異動になってから偶然にもこんなに近くに住むようになったのです。親切な神様の計らいを感じます。
シスターアグネスの飛び切りの笑顔がこの日ずっと浮かんできます。とにかく何でも早いシスターアグネスのことだからきっと神様のみ元にも直行したのだと思います。そしてこれからも皆さんのために天国で祈り続けてくれると信じています。

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