人々をあれほど愛したみ心をみなさい。
人々のために自らを与え尽くすあらゆる方法をとりました。そして、多くの人から受けたのは、忘恩とさげすみの仕打ちだけでした。それは、わたしが受難の時受けた全ての苦しみよりも、もっとわたしを苦しめます。
(聖女マルガリタ・マリアへのイエスの言葉)
マドレ・マリア・イネスは、イエスのみ心に対する深い信心を持っていました。彼女はどんな時でも主に信頼しました。彼女は病床で、こう言っていました。
「神に信頼することは、主が私にくださった一つの恵みだと思います。心の底から、忠実に、本当に、信頼の中に生きること以上に甘美な生き方はありません。なぜなら、神は全能、愛そのものでいらっしゃるからです。けれども神は第一に憐れみの方です。全能者として、また、その他の全ての属性をお持ちではあっても、それら全てに勝るものは、その憐れみ深さなのです。
また、マドレ・マリア・イネスの書き物の中でこのように言っています。
イエスの聖なる御心、私はあなたに信頼します!
というのが、今もいつも、あらゆる瞬間、特に困難な時、しかし順調な時でさえも、常に途切れることのない、私の魂の神への叫びです。
イエスのみ心よ、あなたに信頼します!
それを言う時に、私が待ち望むすべての事、彼にどれほど信頼しているかという事をすべて言うのです。それで私も彼も満足します。貧しい人の信頼は彼にとって喜ばしいことです!
キリストご自身が確約されたとおり、キリストのみ心を奪う霊魂とは、信頼する霊魂であることをよく考慮しなさい。
(福者マドレ・マリア・イネスの著作より)
わたしたちを愛である神へと導くのは信頼、ただ信頼だけです。 (幼き聖テレジア)
今月、イエスの愛に感謝しましょう!
そして祈りましょう!
“柔和謙遜であるイエスのみ心、
わたしたちの心をみ心にあやからせてください”
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