2015年7月25日土曜日

母の願 



母の願 

シスター・L

 私は713日この日に初誓願を立てました。去年1015日のブログでシスターMGが書いておりますが彼女も含めて私達5人です。入会から一人も欠けることなく今に至っております。入会してから41年がたちました。5人とも41歳年を取りました。近年、世界的に召し出しの数が少なく私達の会も例外ではありません。でも神様にまかせていればいいんだと思っていました。

 いつの頃から帰省すると母が『新しい人が入ったか?』『メキシコからだれかきたか?』と聞きようになりました。毎日仏壇の前でぶつぶつ言っていましたから修道院に帰ってきて、母は仏様に、ご先祖様に亡くなった父に召命の為に祈っていると冗談として話しました。

 ある日、日本地区長が『メキシコから6人若い姉妹が来ます』と発表なさいました。その時私は体が止まりました。貧しい無学な母の願を神様は聞いていたんだ、どんないい組織でも人がいなければ消えるということを母は知っていたんだと気ずかされました。このことは神様と私の秘密だったのですが、あることがきっかけで話してしまいまた。そしたらなぜか私も気が楽になりました。 





2015年6月25日木曜日

動物の世界,植物の世界、そして人間の世界



動物の世界,植物の世界、そして人間の世界


シスターL

 6月はイエス様のみ心の月です。私達はこのみ心を心として生きるようにと召されています。祈祷書にはみ心の連願が載っており、毎年6月になるとこの祈りを共同で唱えます。共同の祈りは時にさらさらと流れてしまいます。それではイエズス様のみ心を生きるとはどう言うことでしょうか。



 かつて大分県の佐伯市に支部修道院がありました。そこにいるころお客様がお見えになると高崎山の猿を見にお連れしたりしました。A群、B群、C群とグループがあって、だいたい決まった時間に餌をもらいに下りてきます。その時係りの方がマイクで説明します。この子は婦人会長の孫だとか、ボスの遠い親戚に当たるとか面白可笑しく話します。丁度、前を赤ちゃんをおんぶした猿が通りましたのでこの子は自分の子ですかと聞きました。そしたら「誰が他人の子を負ぶいますか」と言いました。なるほどこれが動物の世界かと納得しました。朝顔の花が大好きで夏になると朝顔を植えるシスターがいます。今可愛い花が咲いています。二人で眺めていますとあの弦はどうしても塀の方に行ってしまうのと教えてくれました。放っておくより仕方がないねと言いながら生き延びる時は生き延びるのねと楽しくおしゃべりし、植物の世界の自然淘汰ということで見解が一致しました。神様は動物の世界、植物の世界をその様に造りました。



 人間の世界はどうでしょうか。互いに愛し合いなさい これが至上命令です。誰も切り捨てることなく、 イエス様のみ心を生きなければなりません。先週の神父様のお説教で気ずかされました。 第2朗読のことばです。ひたすら主に喜ばれるものでありたい(IIコリント5‐9)そう願っていれば主のみ心もおのずとわかってくるのではないでしょうか。


2015年5月22日金曜日

5月はマリア様の月



5月はマリア様の月   

シスターL


 かつて佐賀県で教会を手伝っていた頃幼稚園の子供たちとマリア祭を致しました。5月のさわやかな青空の下バラの花びらをまいてマリア様をたたえました。神父様が『今からのち、いつの世の人もわたしを幸いなものというでしょう』というマリア様の言葉を引用して、予言のとうり2千年たった今もこうしてマリア様は称えられていますよ。と子供たちに話したのを印象深く覚えています。


 マリア様はユダヤ人の一少女でした。イエス様を宿した時から信仰に新しい光を受けました。彼女はこの信仰を、あらゆる母親が持つ、日々の素朴な、数えきれない仕事と心配事のうちに生きました。即ち、食事と衣服の世話、家の掃除などです。このような聖母の普通の生活こそが、彼女と神、又彼女とイエス様との間の特別な関係と深い対話が展開される場だったのです。


 修道院でもこのマリア様をたたえて今月の最後の日にお花を捧げてお祈りをしご戴冠と言って冠を捧げます。冠を捧げる人はくじ引きで選びます。私たちも2千年たった今もマリア様を褒め称えています。

 

 

2015年4月20日月曜日

若い方々と生活して






若い方々と生活して

シスターL

 私は、大学生と一緒に生活しています。これは私たちの修道会の活動のひとつです。共同生活を通しての宣教活動の場です。宗教のクラスをしたり、夜の9時半から簡単なお祈りをしたり、宗教行事への参加を促したりしています。ここから10人以上修道会に入りました。又、食事を作ったり、掃除をしたりして快適な大学生活を送れるようにと務めております。学生たちはそのことをよく理解して感謝してくれています。今はここも別れの季節で卒業したり、いろいろな事情で引っ越していく人もいます。

 

 玄関で最後のお見送りする時はいつもさびしくなります。今日から『ただいま]』とここに帰ってきません。縁あってこの家でともに過ごしました。1年、2年、3年、4年。私の作った食事もおいしいと言って食べてくれました。これからの人生に神様の守りがいつもありますようにと祈らずにはいられません。

  卒業して退寮した姉妹が私たちに手紙を残してくれました。許可を得ましたのでお読みください。


dearest エリザベト会のシスター方

 4年間、毎日ありがとうございました。4年前にこの寮に見学に来させていただいてから今日までこの寮は私にとって安らぎの場でした。帰宅すると『お帰りなさい~』と言って迎え入れてくださったり、温かいお料理で心身ともに満たして下さったり、個人的な悩み事に真剣に耳を傾けてくださったり・・・・たくさんのことを欠かさずして下さいました。私に東京の「家族」を与えてくださった神様と東京生活を根っこからささえてくださったシスター方本当に有難うございました。

 

生意気な言動も多かったと思いますが、いつも変わらず真剣に向き合って下さり、今は『叱られるうちが花』という言葉の意味がわかるような気がします。どれだけ生意気でもシスターの皆さんは優しさを持って教えてくださったからこそシスターを心から信頼できたのだと感じます。これからもそんな人間関係を築けるかしら…・将来に関して不安がいっぱいです。

 

しかし、神様がいて下さるし、シスターや寮生が私の未来をお祈りして下さったのだから前向きに毎日を過ごしていけそうです。今後忙しくなるかと思いますが心は失うことなく頑張りたいと思います。これまで本当に有難うございました。シスターのご健康をお祈りしています。またお会いした時が今から楽しみです。

2015年3月8日日曜日

「6人の姉妹に未来を託す」 




6人の姉妹に未来を託す」           
   シスターL

 派遣された6人の姉妹の3人が2月11日に初誓願を立てました。森司教様の司式で粛々と式は進められました。愛である神は交わりを求めている、3人の姉妹はそれに答えたという感動的なお話をなさいました。修道会は立派な創立者を持ち、立派な会憲を持ち、立派な建物をもっても、創立者の精神を生きる人がいなければそれは伝わりません。




 私たちの会はメキシコで創立され、今年で64年になります。創立者マドレ テレサアリアスは一昨年列福されました。亡くなって今年で34年になります。私も創立者と話をするという栄誉に浴した者のひとりです。今の時代貴重なことです。だんだんその重みが分かってきました。そしてこれからも創立者の遺志を引き継ぐ姉妹が必要です。




 派遣された6人の姉妹がこれで全員誓願を立てたことになります。皆さん日本が好きで、日本の文化に興味を持ち学ぼうとしています。私たちの未来です。というのも近いうちに私たちの事業が彼女たちに渡されるからです。私たちの生きてきた体験や知識を得て豊かになると同時に創立者の精神を生きる新しい方法を発展させたりするでしょう。どうぞ、私たちの中で爽やかさと共に寛容をもって現在を生きて下さい。





 私もシメオンのように言いましょう。「主よ、今こそあなたは、お言葉どうりこの僕を安らせかに去らせて下さいます。私はこの目であなたの救いを見たからです。」