2021年1月31日日曜日

ミッションサンタクララ幼児部のシスターたちの洗礼への道

ミッションサンタクララ幼児部

シスターたちの洗礼への道




中学生の時あこがれの先生の家で結婚式のアルバムを見せていただきました。お二

人の背後に写っている十字架がなんとなく心に引っ掛かりました。就職した時に近くに教会があるのを知り訪ねてみました。やっぱり十字架がありました。それから二年間週1回の教会通いです。神父様が教えてくださる要理は楽しかったです。仲間が45人いましたが、クリスマスに洗礼を受けると仲間入りさせていただきました。
シスター ベタニア 荻田



幼い頃から誰かに見つめられている感覚がありました。そして近所の教会のキャンドルサービス、牧師家族、校門前のチラシ配り、高校のバス停が教会だったり、気になる方だったね? 将来は日曜日に教会に行く家族を作りたいと思っていました。そして神様のような神父様との出会い、「天国はこちらですよー」って招かれて、まず、神様の家族の子どもになりたいと思いました。裁き、評価の、ご利益の神様ではなく、どんな時も、私を分っていてくださる神様を信じて人生を歩みたいと願って洗礼を受けました。
シスター セシリア 小村




私の姉は私が中学生の時広島のカテドラルで洗礼を受けました。私と母はカトリッ
クの敷居が高く厳しい宗教に反対し、姉の洗礼にも反対しました。ところが私が高校生の時、近くの教会のアメリカ人の神父様が英語を教えてくださるとのことで友達と通いました。これが出逢いで、私も洗礼を受けました。
シスター アグネス 山田

2021年1月25日月曜日

聖パウロの回心

 聖パウロの回心

 1月25日は、聖パウロの回心の祝日です。パウロは、とても熱心なユダヤ教徒でした。キリスト者を迫害することで神に仕えていると信じていました。ところが、使徒言行録には次のように記されています。「突然天からの光が輝き彼を包んだ。彼は地に倒れた。その時、『サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか』という声を聞いた。そこで彼が、『主よ、あなたはどなたですか』と尋ねると、その声は、『わたしはお前が迫害しているイエスである。さあ、立って町に入れ。お前のなすべきことが告げられるであろう』と言った。」(使徒言行録9)
その後パウロは、偉大な異邦人の使徒になっていきました。

 回心は、まず神様からの恵みによるものですが、一回だけの回心で終わるものではありません。生涯かけて、日常の些細な出来事を通してキリストと出会うことにより、回心し続けるものです。パウロもこの劇的な回心に始まり、その後の使徒としての使命を果たす中で、その回心は深まっていきました。回心とは、言葉をかえれば救いの体験です。

「キリストの力がわたしのうちに宿るように、むしろ大いに喜んで、わたしは自分の弱さを誇ることにします。」二コリント12
「わたしの主キリスト・イエスを知ることのすばらしさのゆえに、すべては損失だと思っているのです。」フリピ3
「愛がなければ、わたしは何ものでもない。」一コリント13


2021年1月17日日曜日

苦しみの意味

   苦しみの意味

   今私たちは、いつ終わるか先が見えない様々な苦しみの中に生きています。この苦しみにはどんな意味があるのか考えたことがありますか?主イエス・キリストを信じている人々は、神様がただ苦しめるためだけに、困難や悲しみの中に私達を置き去りにしているとは考えません。苦しみには意味があります。私たちの創立者 福者マドレ・マリア・イネス・テレサはこんな風に記しています。       


創立者 福者 マドレ・マリア・イネス
創立者 福者 マドレ・マリア・イネス
「私たちに苦しみを与えて下さる神に感謝します。神のみ手に私たちを委ねたなら、苦しみは私たちを清め、聖化してくれます。苦しみを快く受け入れたなら、天国において栄光の冠になるでしょう。」「私たちは一人で苦しむのではありません。キリストがいつも私とともに苦しんで下さいます。イエスのみ腕の中で苦しむことは何と甘美なことでしょう! 彼の内に喜びましょう。喜びと忍耐を持って苦しみましょう。」

 私たちが、苦しみを避けたい、苦しみから逃れたいと思い、望むことは人間的感情として当然なことです。しかし、その苦しみが、より神様と強く結ばれる恵みとして受け入れることができたら、私たちはもっと平和な心で生きていくことができるのではないでしょうか。

2021年1月10日日曜日

教皇フランシスコのメッセージ

         

 新しい年を迎えた私たちが感謝と希望のうちに前進することができるように、教皇フランシスコのメッセージに耳を傾けましょう。

 兄弟姉妹の皆さん、イエスとの出会いの喜びをいつも保ちましょう。喜ぶ心を育てましょう。それに対し、悪魔は、わたしたちを幻惑に陥れた後、悲しみと孤独の中に取り残します。わたしたちがキリストと共にいるならば、いかなる罪も脅威も、多くの仲間たちと進む、わたしたちのこの喜びの歩みを妨げることはできません。何よりも感謝の心を忘れないようにしましょう。わたしたちが感謝の心を持つならば、世界もより良いものになるでしょう。たとえそれがわずかなものでも、世に希望を与えるには十分です。世界は、希望と感謝を必要としています。感謝の態度は、希望をもたらします。皆が一つであり、皆が互いに結びつき、それぞれの場でそれぞれの役割を持っています。しあわせの道は、聖パウロが一つの書簡の中で言い表しているものです。「絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです」(1テサロニケ5,17-19)。

2021年1月3日日曜日

明けましておめでとうございます!(地区長の挨拶)

   明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。


昨年は、コロナ禍の中、感染の収束も見通しがきかずに不安な年でした。

この不安は、神に手を合わせ祈りへと促され、この苦しみを共にして下さる神を念祷させていただきました。

新しい2021年、何が待ち受けているかわかりませんが、共にいて下さる神に信頼し続けたいです。私を不安から平和へと導く神に・・・

     皆さんのために神の恵みと祝福を祈りながら

御聖体の宣教クララ修道会

地区長 シスターアンジェラ鴨井