2021年1月10日日曜日

教皇フランシスコのメッセージ

         

 新しい年を迎えた私たちが感謝と希望のうちに前進することができるように、教皇フランシスコのメッセージに耳を傾けましょう。

 兄弟姉妹の皆さん、イエスとの出会いの喜びをいつも保ちましょう。喜ぶ心を育てましょう。それに対し、悪魔は、わたしたちを幻惑に陥れた後、悲しみと孤独の中に取り残します。わたしたちがキリストと共にいるならば、いかなる罪も脅威も、多くの仲間たちと進む、わたしたちのこの喜びの歩みを妨げることはできません。何よりも感謝の心を忘れないようにしましょう。わたしたちが感謝の心を持つならば、世界もより良いものになるでしょう。たとえそれがわずかなものでも、世に希望を与えるには十分です。世界は、希望と感謝を必要としています。感謝の態度は、希望をもたらします。皆が一つであり、皆が互いに結びつき、それぞれの場でそれぞれの役割を持っています。しあわせの道は、聖パウロが一つの書簡の中で言い表しているものです。「絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです」(1テサロニケ5,17-19)。

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