2015年8月28日金曜日

修道院の夏 

修道院の夏

シスターL

 間もなく楽しかった夏休みも終わろうとしています。爽やかな風が吹いて真夏はあんなに望んでいたのに何か物寂しくなります。つれずれに修道院の夏をお話ししようと思います。

 今年の夏はたいへんに暑く私も高齢者ですので熱中症に気を付けて苦手な水分補給をまめに致しました。まず1年分の大掃除をします。日頃行き届かないところを綺麗にします。外側を綺麗にする行為は内側もきれいにする行為にもつながります。

修道院も8月は時間割が変わります。午後のお祈りが30分早くなり夕飯も早くなります。その分夜テレビを見ました。今年は戦後70年に当たり色々な番組が企画されみんなで見ました。新しく知ったこともいろいろありました。年の黙想をした姉妹もいます。それぞれ自分の時間を調整しながら研修にも行きました。それから各自家族の下に帰省いたしました。派遣された6人の姉妹は各支部に手伝いに行きました。多摩川の花火も夜空に美しく輝きました。

  また9月から平常の時間割に戻ります。幼稚園も始まり寮生も戻ってきます。各クラスも始まります。派遣された6人の姉妹の日本語の勉強も始まります。

 

教皇様の言葉をお聞きください。『皆さんの生活、皆さん自身の中心にキリストを据えて下さい。たえずキリストを求めなさい。受肉したみ言葉として御父と人々 に関わったイエスの生き方と行動へと変えられるために、キリストの御顔を求めキリストを生活の中心に置きなさい。使徒パウロのように、キリストがあなたを 征服するようにして、そのかたの思いと生き方を帯びる者となりなさい。キリストの手によって触れられ、キリストの声によって導かれ、キリストの恵みに支え られるようにしなさい』