聖パウロの回心
1月25日は、聖パウロの回心の祝日です。パウロは、とても熱心なユダヤ教徒でした。キリスト者を迫害することで神に仕えていると信じていました。ところが、使徒言行録には次のように記されています。「突然天からの光が輝き彼を包んだ。彼は地に倒れた。その時、『サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか』という声を聞いた。そこで彼が、『主よ、あなたはどなたですか』と尋ねると、その声は、『わたしはお前が迫害しているイエスである。さあ、立って町に入れ。お前のなすべきことが告げられるであろう』と言った。」(使徒言行録9)
その後パウロは、偉大な異邦人の使徒になっていきました。
回心は、まず神様からの恵みによるものですが、一回だけの回心で終わるものではありません。生涯かけて、日常の些細な出来事を通してキリストと出会うことにより、回心し続けるものです。パウロもこの劇的な回心に始まり、その後の使徒としての使命を果たす中で、その回心は深まっていきました。回心とは、言葉をかえれば救いの体験です。
「キリストの力がわたしのうちに宿るように、むしろ大いに喜んで、わたしは自分の弱さを誇ることにします。」二コリント12
「わたしの主キリスト・イエスを知ることのすばらしさのゆえに、すべては損失だと思っているのです。」フリピ3
「愛がなければ、わたしは何ものでもない。」一コリント13
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