2014年10月5日日曜日

「ホットひと息」 「祈りの力」










「ホットひと息」 「祈りの力」
 
10月はロザリオの月なので、今日は私の小さな祈りの体験を書きたいと思います。

神様に祈る時、自己中心的な祈りになりやすいのは私だけでしょうか?

「○○してください」「□□してください」とお願いばかりです。そんな時に助けとなるのがマリア様への祈りです。「この人の言うとおりにしなさい」とイエス様を指し示しながら、私たちの祈りを取り次いでくださるからです。

 


私が入会する前のことですが、イラクとアメリカの戦争がありました。あまりにも多くの犠牲者が出て、世界中が戦争の終結を願っていました。そんな時、東京で戦争終結のための祈りの行進があると聞き、私もそれに参加しました。様々な宗教者たちが、自分たちの祈りを神様に捧げながら行進したのです。祈りの言葉は違いましたが、心は一つでした。「南無妙方蓮華経」「×××××・・・」「天におられる・・・」とある人は太鼓(?)を叩き、ある人は数珠を、そして私はロザリオで真剣に祈りました。もちろん世界中の人々の祈りのおかげだと思いますが、その三日後奇跡的に戦争が終結したのです。私はその時始めて“祈りの力”を感じました。

数年後、私は修道会に入りたいと決意しましたが、修道会から「お祈りしてください」と言われました。何をどのようにして祈ったらよいかわからず、当時あまり祈っていなかったロザリオの祈りを通勤の時に唱え続けました。家族の反対というつらい日々もありましたが、それを乗り越えて修道会に入会できたのは、マリア様のおかげだと今でも感謝しています。

皆さんの中にも、そんな祈りの体験がありますか?もしあるなら、それはきっと神様のみ心に叶ったお祈りだからかもしれませんね。(^‐^)


 

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