2014年10月31日金曜日

「ホットひと息」   終生誓願は神様の恵み



「ホットひと息」   終生誓願は神様の恵み   

 シスターT




去る、1119日 世界宣教の日に、二人のメキシコ人のシスターの初誓願式と 私の終生誓願式が、教皇大使 ジョセフ・チェノット、大司教様の司式で、執り行われました。


参列者は、後援者、第三会員のバンクラリスタス、本会の女子寮に住むお嬢さん方、友人・知人 日本全地区の本会の姉妹 そして、たくさんの召命関係の催しで知り合った方々などで、ご聖堂はいっぱいになりました。

厳かな雰囲気と喜びの中、順調に式は進んで行ったのですが、地区長様に向かって読む、“誓願文”を読む段になった時から心が高鳴り始め、マイクを持つ手が、ぶるぶる震えだしました。その、誓願文は、入会以来9年間 毎朝、朝のお祈りの時に唱えているものと、全く同じもので、あの雰囲気の中でも、読むこと自体それほど難しいことではないはずでした。ましてや、何回も練習していたのですから、この体の現象は、予想外でしたが、その文を読んでいる内にその意味が分かったように感じ、最後まで止まらなかったその震えをしっかり味わうことにしました。

 

修練期から、 終生誓願までの7年 神様から色々な試練を頂きました。修練期から送られたメキシコで、知らされた母の病気、入院。それに伴って、父の老人ホーム入居。思い余って、「日本に帰りたい」と話した時、日本の修練長様から「今、あなたにとって一番大事なのは召命を守ることです」と、言われ、はっと気づかされたのでした。次は、私自身の病気や、霊的、精神的未熟さを目の当たりにし、自分に自信を無くしたこと。そしてまた、家族の問題 。そんな試練に合う度、「私が、この道を続けることは、神様の思いに叶ったことではないのかも知れない」という疑問が、私を襲いました。そして、その度に その疑問は、誘惑であり、どこまでも神に信頼することを、霊的同伴して下さる姉妹が悟らせて下さったのでした。

これらの試練とその克服を通して、わたしは、惨めで 自分の努力ではどうにもならず、何の役に立たない者であること十分に思い知り、ただ憐れみのイエス様に信頼して生きるしかないことを悟り、この神から与えられた召命を守らせて頂くことが、どれほど大きな恵みであるかを深く感じられるようになったのです。そして頂いた終生誓願のお許しは、ただ、神への感謝しかありませんでした。

決して平たんではなかったこれまでの道のりの後、ようやく、憐れみ深いイエス様の浄配とならせて頂く感動が、一気にあの瞬間にあらわれたのでしょう。“震え”という形で。そして、それは、決して忘れてはならない体験だったのだと思います。

終生誓願は、字からして、終わりのような感じですが、本当は、始まりです。生涯に渡ってイエス様の浄配として歩みますと神様に自分を捧げた新しい歩みが、これからはじまるのですから。

私は、今 喜びで、心を弾ませています。この思いが伝わりますように・・・。


 

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