2014年10月31日金曜日
「ホットひと息」 終生誓願は神様の恵み
修練期から、 終生誓願までの7年 神様から色々な試練を頂きました。修練期から送られたメキシコで、知らされた母の病気、入院。それに伴って、父の老人ホーム入居。思い余って、「日本に帰りたい」と話した時、日本の修練長様から「今、あなたにとって一番大事なのは召命を守ることです」と、言われ、はっと気づかされたのでした。次は、私自身の病気や、霊的、精神的未熟さを目の当たりにし、自分に自信を無くしたこと。そしてまた、家族の問題 。そんな試練に合う度、「私が、この道を続けることは、神様の思いに叶ったことではないのかも知れない」という疑問が、私を襲いました。そして、その度に その疑問は、誘惑であり、どこまでも神に信頼することを、霊的同伴して下さる姉妹が悟らせて下さったのでした。
ラベル:
メキシコ,
教皇大使 ジョセフ・チェノット,
終生誓願,
召命,
世界宣教の日
2014年10月15日水曜日
「ホットひと息」 入会して40年
「ホットひと息」 入会して40年
シスターM・G
お互いに顔も名前も知らず、出身地も年齢もばらばら、学歴も職歴も、境遇もまったく異なる私達5人は、40年前、神からのよびかけを聞いて、御昇天の祭日に初めて顔を合わせ、一緒に志願者としてスタートをきった。

現在、1人は韓国での宣教を25年も頑張っているが、5人とも修道生活を堅忍している。振り返ってみると、弱く貧しい私達は一人ひとりでは、とても今日まで堅忍することはできなかったと思う。それぞれが神から戴いた小さな賜物を提供し合い、互いに活用し、助け、補い合い、協力して、この40年間にそれぞれ打ち寄せる波を乗り越えて来た気がする。
勿論そこには、陰になり、日向になり、祈り支えてくれた家族、友人、知人そして多くの姉妹達がいたことは感謝しているが、5人が互いに祈り合い、それぞれの個性を認め、ありのまま受け入れ今日まで来たのだと思う。
次の50周年、金祝は、いつ?どこで? 5人一緒にと願ってはいるが、全ては神のお望みのままに・・と祈りつつ御父のみもとに帰るまで奉献生活を共に歩んで行きたい。 「兄弟のように 共に住むのは 美しく楽しいこと」
2014年10月5日日曜日
「ホットひと息」 「祈りの力」
「ホットひと息」 「祈りの力」
10月はロザリオの月なので、今日は私の小さな祈りの体験を書きたいと思います。 神様に祈る時、自己中心的な祈りになりやすいのは私だけでしょうか?
「○○してください」「□□してください」とお願いばかりです。そんな時に助けとなるのがマリア様への祈りです。「この人の言うとおりにしなさい」とイエス様を指し示しながら、私たちの祈りを取り次いでくださるからです。
私が入会する前のことですが、イラクとアメリカの戦争がありました。あまりにも多くの犠牲者が出て、世界中が戦争の終結を願っていました。そんな時、東京で戦争終結のための祈りの行進があると聞き、私もそれに参加しました。様々な宗教者たちが、自分たちの祈りを神様に捧げながら行進したのです。祈りの言葉は違いましたが、心は一つでした。「南無妙方蓮華経」「×××××・・・」「天におられる・・・」とある人は太鼓(?)を叩き、ある人は数珠を、そして私はロザリオで真剣に祈りました。もちろん世界中の人々の祈りのおかげだと思いますが、その三日後奇跡的に戦争が終結したのです。私はその時始めて“祈りの力”を感じました。
数年後、私は修道会に入りたいと決意しましたが、修道会から「お祈りしてください」と言われました。何をどのようにして祈ったらよいかわからず、当時あまり祈っていなかったロザリオの祈りを通勤の時に唱え続けました。家族の反対というつらい日々もありましたが、それを乗り越えて修道会に入会できたのは、マリア様のおかげだと今でも感謝しています。
皆さんの中にも、そんな祈りの体験がありますか?もしあるなら、それはきっと神様のみ心に叶ったお祈りだからかもしれませんね。(^‐^)
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