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2026年5月18日月曜日

 



 私たちの修道院は町役場の真むかいにありました。大泉町の人口は約4万人で2割は外国籍の方々です。職員の数は243人とのことです。私は7年前にこちらに異動してきて、仕事がらよく役場に通いました。いろいろ手続きのしかたを聞いたり、書類を提出したり、お世話になりました。地震とか大雨とか強風などの時に夜中でも2階の電気がこうこうとついて職員の方々が行ったり来たりするのがみえていました。しかし、役場が新しく建てられることになり2年前から建設がはじまりました。それで、このあかりがもうみることができなくなったのが残念です。新庁舎は今月完成しました。すぐれた強度を誇る耐震構造を採用し、非常時も電気や水を継続して使用できる防災拠点としての機能を備えているそうです。そして行政の機能も一つに集められてインフォメーションもあり、机も椅子も新しくそれはそれはきれいです。

 修道院から毎日工事の進捗の様子をみて楽しんでおりましたので愛着もひとしおです。これからも私は役場とのおつきあいは続くと思いますがいろいろと助けていただきたいと思っております。

 今日は“母の日”で外国籍の方がマリア様のためにカーネーションの花かごと私達みんなに小さなハンカチをもってきて下さいました。私達は「マドレ」(母)ですから。おかげ様で外国籍の方も私達をたよりにして下さっております。私達も何か力になりたいと思っております。

 カトリックは時代をこえ、民族をこえて一致していくものですから。私達は心から世界の平和を祈っております。この難しい時代にも希望があります。どうぞ一緒に神様にお祈りましょう。


2026年1月20日火曜日

ある修道女の死

 

皆様お元気で新年をお迎えでしょうか。一年の計はおたてになりましたか。今年も私達のブログをよろしくお願いいたします。

 今回は私達のシスターが帰天いたしましたので、その時の軽井沢修道院の院長の挨拶を掲載いたしました。どうぞご一読下さい。

今日はシスターアグネス山田日出子の葬儀ミサにご参列いただきありがとうございました。

あまりに突然なことで私はまだシスターアグネスが亡くなったということが実感できません。皆さまも同じだと思います。シスターアグネスは亡くなる数時間前までいつものように生活していました。ただ夕方の5時半から始まるお祈りに姿が見えなかったのです。いつもはお祈りの15分以上前から聖堂にいました。決して遅れることはありませんでした。でもその日は3分前になっても姿がなかったので心配になって、彼女のお部屋をのぞいたところ、服のままベッドに横になっていて、めまいがして起き上がれないと言っていました。血圧を測ったところ200以上あったので危険と思い救急車をお願いしました。初めはしっかりしていましたが救急隊のかたとやり取りしているうちに意識がなくなってしまい、佐久医療センターに救急搬送されました。検査の結果、脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で、しかも一番重いレベルでもう手の施しようがないとのことでした。長くて2・3日と言われました。そして救命救急の病室に入院となりましたが、たった3時間半という短い時間をそこで過ごしただけで、神様のみもとに旅立ってしまいました。その短い時間に軽井沢教会の主任司祭ソリ神父様が駆けつけてくださり、病者の塗油の秘跡を受けることができました。その後病状が安定しているように見えたので一人のシスターが残ることになり、もう一人のシスターと私は、神父様の車に乗せていただきいったん帰路に着きました。しかしその途中で危篤との連絡が入りもう一度病院に引き返しました。そして三人のシスターに囲まれ、神父様に最後の祝福をいただいて、シスターアグネスは神様のみ元に旅立っていきました。2026年1月9日 午後10時8分でした。シスターアグネスは、とにかく何をするにも早い人でした。ですから、ある意味この突然の旅立ちはまことにシスターアグネスらしいと言えます。

決断が早く潔く、清貧に生き余分なものを持たず、謙遜で働き者、最後まで自分の使命を誠実に全うしたシスターアグネスは私たちの模範でした。そしてシスターアグネスは何よりもその存在で神様の愛を証しした人でした。一昨日夜の10時過ぎに一人の婦人がどうしても一目会いたいとやって来ました。彼女はすぐ裏にお住まいですが、たまたまこの日々仕事の都合で東京にいました。仕事が終わってから新幹線に飛び乗りシスターアグネスに一目会うためだけにやってきたのです。そしてシスターアグネスの存在によってどれほど救われたかを涙ながらに語ってくださいました。かつてシスターアグネスが駒ケ根のマルチン幼稚園の園長だったころお子さんたちがマルチンに通っていてシスターアグネスに出会い、その後お子さんたちも成人し、シスターアグネスも長年奉仕した幼児教育の現場を離れ軽井沢修道院に異動になってから偶然にもこんなに近くに住むようになったのです。親切な神様の計らいを感じます。

 シスターアグネスの飛び切りの笑顔がこの日ずっと浮かんできます。とにかく何でも早いシスターアグネスのことだからきっと神様のみ元にも直行したのだと思います。そしてこれからも皆さんのために天国で祈り続けてくれると信じています。

2025年10月21日火曜日

10月

 


 もう十月になりましたが、皆さんお元気で しょうか。私達もみんな元気で暑い夏もみごとにのりこえ、今は初秋を満喫しています。 どこからか"金木犀"のかおりがして心をなごませています。こちらは高い建物がありま せんので、大きな広い空を見上げて夏の入道 雲とは違ういわし雲の見事さにみいっていま す。今回は心がほっこりするお話しを二つしよ うと思います。どうぞおつきあい下さい。

 双子の小さい姉妹がバスに乗っていました。いつも降りる時の"停車ボタン"を押したくてたまりません 。まず二人でジャンケンして勝った 方が押すことになっています。それなのに負けた方がズルをして押してしまいました。そ うしたら勝った方の子がワッと泣きだしました。 それを見て運転さんは"もう一度押して いいですよ"と言いました。勝った子は泣き やんで"停車ボタン"を押しました。何と優 しい運転士さんでしょう。私も優しい気持 ちになりました。

 もうひとつはかつて大学に通いながら学費 のために朝刊、夕刊を配っていました。ある日配達先のおばあさんから、思いがけず手袋 をプレゼントされました。「寒くて大変でしょ う。でも努力は必ず報われるから」涙があふれました。手袋は大事にとってあります。  

 私達はともすると大きな親切をしようと小 さな親切をおろそかにしてしまいます。小さ いところに神様がいるのですね。

 一日一日と日が暮れるのがはやくなります。 だんだんと秋が深まってまいります。どうぞ 体調に気を付けてお過ごし下さい。又お会い しましょう。



2025年7月15日火曜日

感謝

 


夏まっ盛りですがみなさんいかがおすごしでしょうか。

 私達修道者は年に一回黙想しなければなりません。まさに恵みのときであります。今年も二つのグループに分かれて行われます。場所は軽井沢修道院です。いつもは7月と8月なのですが今年は6月でした。6月の軽井沢はまだ寒く、軽井沢の姉妹から上着をかりました。そうこうして始まった黙想会、まず振り返えりからはじまり、自分のからをやぶるためのステップが4まであり神父様の指導のもとにすすんでいきました。そして最後に“感謝”にたどりつきました。

 「感謝は霊的な実りです。感謝は私たちの視点を欠乏から豊かさに移動させ、与えられた独自のおくりものに気づかせます。感謝を通じて個人は痛ましい経験の中でさえ神のいやしの手を実践してそれらをより深い愛、より強い希望、より広い信仰のための心の浄化の機会として理解できるようになります。すべては恵みであることを一歩ずつ理解していくために、私達は感謝しながら感謝する人に成長していくのです。」とおっしゃいました。そして「感謝の心を育てる効果的な方法は、自分に向けられた神の祝福を意識して、くりかえし数えることです。つまり自分の人生の中にある良いもの、健康、友人、美しい日没、小さな親切を探し出し、それに感謝することです」とおっしゃいました。

 最後までお読みいただきありがとうございました。何かお役にたったでしょうか。これからますます暑くなりますが、体調など崩されませんようお過ごし下さい。又、お会いしましょう



2024年12月1日日曜日

待降節

 今日から待降節に入ります。
幼子イエス様をお迎えするために心の準備をしましょう!!💗