「ホットひと息」 「イエス様にいやされて」
「ホットひと息」 「イエス様にいやされて」
シスターL
昨年の暮れ27日から新年の5日まで私共の軽井沢修道院で年の黙想を致しました。かつて私が在籍しておりました支部修道院です。修道者は教会法によって毎年ある期間黙想します。
回り一面雪に囲まれた軽井沢修道院に着きましたら、クリスマス飾りがロビー、食堂、階段、応接間などあちこちに飾られて、私たちを楽しく迎えてくれました。お御堂の馬小屋は圧巻でした。中はライトアップされて旅に必要な風呂敷包みがあったり、ミニチュアの馬小屋の道具があったりしていつまで見ていても飽きません。マリア様、ヨゼフ様、幼きイエス様、羊飼い、3人の博士、天使のご像も表情豊かで何度見ても飽きません。私の乏しい見聞の中からいえば世界で一番美しい馬小屋です。どうぞ笑ってこらえて下さい。
このように修道院の雰囲気はルカ福音書の世界でした。しかし神父様が選んだテキストはマルコ福音書でした。第2日目のテーマは奇跡でした。重い皮膚病を患っていた人、中風の人、出血症の人、ベトサイダの盲人が癒された奇跡を黙想いたしました。そしてこんな風に聖書に記録されなかったけれども癒された大勢の人がいるはずと思っている内にマルコ福音書1章32節と33節に導かれました。
『夕方になって日が沈むと人々は病人を皆イエスの下に連れてきた。町中の人が戸口に集まった。イエスはいろいろな病気にかかっている大勢の人たちを癒した』そうだ私もイエス様の戸口に行ったんだ。!!この足の痛みをイエズス様が治してくれたんだ。!!深い感謝がこみあげてきました。粉雪が舞い心に染み入る午後でした。その時イエズス様が雪の中を白い衣を着て、サンダルを履いて通って行かれました。
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