軽井沢修道院の冬
軽井沢修道院の冬
浅間山に3回雪が降ったら、里にも冬将軍の到来!と言われているので、浅間とにらめっこしながら、落ち葉かきや球根植え、野沢菜の収穫、タイヤの交換などなど、晩秋は冬の準備に大忙し。そして本格的に雪が降ってくると、毎日、雪かきに追われます。ほとんど黙想者もいない軽井沢修道院の冬は、シスター皆、冬眠しています。と言いたいところですが、雪かきのほか、野沢菜漬け、ジャム作り、全館の大掃除、そして、シーズン中は出来ない黙想など、結構忙しいのです。
雪と氷に閉ざされた日々、それでも、美しい自然は、私達をおおいに慰めてくれます。霧が凍って出来る霧氷は、満開の桜にも勝る美しさ、真っ白な霧氷の花に覆われた森は、何度見てもうっとりします。雨が凍って出来る雨氷は一面をガラス細工に仕立て上げます。
真っ青な空のもと、キラキラ輝く雨氷の景色は、この世のものとは思えません。雪の朝、窓の外は、まるでクリスマスカードの世界。どの窓から景色を切り取っても、素敵なカードが出来そうvです。そして足元を見ると、そこには無数の模様が、そう、動物たちの足跡です。リスやキツネの足跡はすぐわかります。どうやら、もっと大きい動物もお出ましのようで・・・。にぎやかな夜中の光景を、一晩中起きていて見ていたいと思いながら、決して実行しない私なのです。おしまい。
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