2021年10月16日土曜日

「キリスト者の召命の宣教的側面」について

 


神の声に引き寄せられ、イエスに従う道を歩む人々は、宣教と愛の奉仕を通して兄弟姉妹に福音を伝えたいという、抑えられない願望を自らの内に容易に見いだします。すべてのキリスト者は福音宣教者とされています。

 このように宣教という使命は、キリスト者の生活に飾りのように付け加えられるものではなく、信仰そのものの核心です。主との結びつきには、みことばを告げる預言者として、また神の愛のあかし人として世界に派遣されることが伴います。 

この世で、目に見えるイエズスの使命はもう終わりました。主の役目はもう終わったのですが便にこの世の終わりまで御聖体の内に残り、そこからは、主のように善を行いながらこの世を通り過ぎたいと思ぅ人々にとって促進者、援助者、支持者、導き手となられたのです。(福者マドレ・マリア・イネス)

 すべての宣教する弟子は、「よいわざを行い、すべての人をいやした」(使徒言行録1038参照)イエスと同じように、人々のもとに「出向く」よう招く神の声を心の中で聞きます。すべてのキリスト者は、洗礼の恵みによって兄弟姉妹に「キリストを運ぶ人」になると、(一般謁見講話、2016130日参照)。このことは、奉献生活や司祭職に招かれ、「わたしがここにおります。わたしを遣わしてください」と進んでこたえた人々にとりわけ当てはまります。

主は始められた仕事を続けるためにあなたを選ばれたのです。それは[キリストの体である教会のために、キリストの苦しみの欠けている所を、あなたの身で補うためです](コロサイ、124 参照) (福者マドレ・マリア・イネス)

わたしは、とりわけ司祭職と奉献生活への新たな召命を神に願い求めるためにも、主とのこの深い友情を生きるよう皆さんを強く励まします。とりわけ若者に対してキリストに従うよう説き、提案する情熱を、わたしたちは今も取り戻すことができます。

 救い主の母、至聖なるマリアは、自らの若さと情熱をみ手にゆだね、神に対して同じ夢を抱く勇気をもっておられました。マリアの取り次ぎによって、マリアのように開かれた心、主の呼びかけに「はい。わたしはここにおります」と答える心構え、そして全世界に主を告げ知らせるためにマリアのように出向く(ルカ139参照)喜びがわたしたちに与えられますように。

 20161127日教皇フランシスコメッセージからの抜粋と福者マドレ・マリア・イネス

3 件のコメント:

  1. 素晴らしい文章に感激致します‼️🛐

    何時もありがとう御座います❤️
     

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  2. アーメン
    イエズス様が伝わりますように

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  3. Si estamos en el camino correcto De Dios, nuestra misión es evangelizar con Él y por Él

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