“ 黙想に行ってまいります ”
シスターL
修道院の朝顔が色鮮やかに咲いています。赤、白、ピンク、青、紫。待ち遠しかったのですが大きな花を咲かせてくれました。お御堂に行く前に食堂から朝顔を見ます。江戸時代から人々を楽しませていると知ったら、なお愛おしくなりました。江戸時代の人も見たのですね。蝉が激しく鳴いています。教会の祈りが終わり、ミサが始まる頃、太陽の光が射し込みステンドグラスをきれいに照らしてくれます。8月は幼稚園もお休みで子供たちの声もしません。寮生も帰省し何か用のある人だけがいます。夏休みです。
養成院の姉妹が年の黙想に行きました。以下のものは姉妹たちが、係の姉妹に書き置いていったものです。
“イエスは山に登り、ご自分の望む人たちを呼び寄せられた。マルコ3・13”
黙想に行ってまいります。
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ご主人様と一緒に精一杯過ごし、新たな心でこれからの神のみ旨を、たとえ胸が痛んでも行いたいと思っております。
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目に見える大きな変化がないかもしれないがお祈りお願い申し上げます。
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エルマナ(シスター)はマリア様のみ手でお体を、気をつけてください。
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私たちが歩いている暗い道の光となっていただいて本当に感謝申し上げます。
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みじめな私たちの祈りで思い出させていただきます。
小さな姉妹たち
修道生活の初めのころの不安と共に、何かを期待する心が感じられてドキドキしました。これから神ご自身が導いて下さるでしょう。青い空と白い雲を見ながら、憐れみ深い神を思いました。
“神よ、あなたはわたしを心にかけ、私のすべてを知っておられる。わたしが座るのも立つのも知り、遠くから私の思いを見通される。翼を駆って東の果てに逃れても、海を渡り西の果てに住んでも、あなたの手は私を導き、あなたの右の手は私を離さない”
詩編139
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