2014年11月25日火曜日

軽井沢修道院の秋



軽井沢修道院の秋



 


     軽井沢は、10月も半ばになると秋も足早になります。朝起きて、窓のカーテンを開けるのが楽しみになります。日毎に景色が違うのです。木の葉の色がどんどん変わっていくのです。部屋を出た後、「あっ電気を消し忘れた。」と振り返ると、実は、窓いっぱいに広がる、真っ赤に色づいたもみじだったりするのです。リスも木の実を集めるのに大忙しです。最近修道院の周りも住宅が増え、リスを見かけることも以前より少なくなりましたが、それでも、まだまだ、彼らはたくましく生きています。今年の春の事、しばらく使わなかったお風呂場の換気扇の掃除をしていたら、何やら鳥の巣のようなものが・・・、と思いきや、いきなり柔らかい物が飛び出てきてビックリ! 何とリスの赤ちゃんがお住まいだったのです。
   今年の冬は100年ぶりの大雪だったので、彼らも苦労したんだなと思います。話は秋に戻りますが、修道院の庭にも、周辺の散歩道にも栗の木がいっぱいあって、たくさん栗が落ちるのです。こちらに黙想指導にいらしたある神父様は、栗ひろいに夢中になり、ミサの時間に遅れたほど。高齢の神父様なので、その辺で倒れているのでは・・・と、黙想参加者は、それはそれは心配なさいました。美しい自然の中で、日常を離れて神様とゆったりした時間を過ごすと、みんな笑顔が戻ってきます。
皆さんも軽井沢にお祈りにいらっしゃいませんか。
 

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