皆様、おはようございます。 9月29日は、カトリック教会にとって特別な日です。聖ミカエル、聖ガブリエル、聖ラファエルという3人の大天使を記念する祝日です。
もともと、教会はこの日を「聖ミカエルの祝日」として祝っていましたが、1970年の典礼改革によって、聖書に登場する他の二人の大天使、聖ガブリエルと聖ラファエルも一緒に記念することになりました。
ミカエル、ガブリエル、ラファエルという名前には、それぞれ深い意味があります。
ミカエルは「誰が神のようであろうか」を意味し、神の軍勢を率いて悪魔と戦う、教会の守護者として知られています。
ガブリエルは「神はわが力」を意味し、受胎告知を通じてイエス・キリストの誕生をマリア様にお告げになった、神の使者です。
ラファエルは「神は癒される」を意味し、トビト記に登場する旅人の守護者、そして人々の心身を癒す天使として崇敬されています。
天使は、私たちの目には見えない存在ですが、神の栄光をたたえ、神の意志を伝えるために創造された霊的な存在とされています。彼らは、神と私たち人間との間にあって、神の愛と恵みを運び、時に私たちを守り、導いてくださる存在なのです。
横浜教区のラファエル梅村昌弘司教様、うちの修道院のシスターガブリエラ、そしてこの日に霊名の祝日を迎える方々のために特にお祈りしています。
大天使たちの恵みが、皆様の上に豊かにありますように。
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