クリスマス
シスターL
最近こんな話を聞きました。電車に身重な女性が乗ってきました。それを見た小学生の男の子が席を立ちました。その女性は“坊や丈夫ですよ”と言いました。そしたら。男の子は“おなかの赤ちゃんの為に”と言ったそうです。クリスマスに相応しい心温まる話ですね。
今、私達はイエス様のご誕生を待ち、心を整えています。待降節と言いこの季節何か犠牲をします。教会の伝統でこちらの修道院では毎日くじを引きそれを実行します。おやつを犠牲しましょうとか朝の果物を犠牲しましょうとか、人に喜びを伝えましょう、会憲のどこを読みましょうとか係りはいろいろ考えてくれますが、この間引いたくじは [お御堂で、一人で典礼聖歌“ごらんよ空の鳥”を歌いましょう] でした。わたしは誰もいない時間を見計らってお御堂へ行き小さな声で歌い始めました。こんなことは生涯で初めてです。誰も聞いていない、聞いているのはイエス様だけと思ったら心がときめきました。素敵なくじを引きました。
こうして私達は神様の赤ちゃんを待っています。先日イエス様より半年早く生まれた赤ちゃんの映像を見ました。この前のブログで紹介したホセマリアです。お風呂をしているところ、洗礼式、家でお父さんに抱っこされているところ等々いくら見ていても飽きませんでした。元気な赤ちゃんでいつも動いていて足を踏ん張りミルクをごくごく飲んでしっかりとみています。洗礼者ヨハネのようにやがて“荒れ野で叫ぶ声”になるかも知れませんね。世の人々にイエス様を紹介してくれるでしょう。
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